うまくいかないときの対処法


お付き合いの中で、些細なことで相手とうまくいかなくなる経験がある人も多いと思います。

会う約束をした日に急な仕事が入ってしまい、最初は相手が理解をしてくれたのに同じようなことが続くと次はなかなか理解が得られず気まずくなってしまったり。相手にしてみれば本当に仕事なのか、自分のことが嫌いになったのではないかと悩んでいるのかもしれません。

また、お互いに気心が知れて親しくなると、うっかり相手へ言わなくてもいいことを言ってしまったり、酔っ払って職場の愚痴を並べ立ててしまったりということもよくあります。それがきっかけで音信不通になってしまうということもあるでしょう。

そんなときは二人だけの解決策、対処法、仲直りの秘策を見つけておくとうまく乗り越えていけるものです。小さなすれ違いや誤解、失敗があっても、お互いに話しやすい雰囲気を作って誠実に向き合うようにしましょう。

そして「ごめんなさい」が言えること、好きなレストランで仲直りの食事をしたり、二人の好きな場所へドライブをしたり、たとえ高価なプレゼントをしなくても二人だけの楽しみ方で、いつものいい関係が取り戻せるようにしておくことが大事です。

 

 

結婚を決めるとき


 

<結婚の意思を確認します>

お見合いでのお付き合い期間は平均して4〜5カ月前後で、長くても1年以内で婚約へと進めます。お見合いでは事前にある程度くわしい身上書や写真を見て、具体的に結婚を前提とした相手を探すことができるので、お互いに気持ちの上での温度差が少ないというメリットもあります。そしてお付き合いの中で自分の結婚によりふさわしい相手かどうかを判断していきます。

 結婚を決めるときの大切な要素

■お互いに気持が通じ合い何でも話し合うことができるかどうか

■100%ではなくても、80%ほどは理解でき価値観が合うかどうか

■お互いに一緒にいたいと思える人かどうか

 

 

お互いの結婚への確認ができたら、なるべく早い時期にお互いの両親へ報告を兼ねて挨拶にいきましょう。このときはそれぞれの自宅か、身近なカフェやホテルのラウンジなどでお茶をいただく程度にして、後日あらためて両家の「食事会・お顔合わせ」を行うことを約束し、その大まかな日程を決めます。

 

「食事会・お顔合わせ」

二人の結婚への気持ちが固まって、両家へ挨拶をしたあと1〜2カ月あたりで、この「食事会・お顔合わせ」を行います。このときがお見合いでは結婚への正式で具体的なスタートになります。一般的にはこのときの食事代は男性側が持つことになっています。

「食事会・お顔合わせ」のくわしい資料は別途、弊社で準備していますのでご希望の方はご連絡ください。

最近はお見合い結婚でも、このあと結納をせずに、「食事会・お顔合わせ」の席で婚約指輪を交換して二人の婚約の席にする人も多くなりました。結納の費用を二人で相談して新居の入居や旅行の費用にあてたりしています。

 

 

正式な婚約から結婚へ


 

<今、人気の結納式の内容は?>

結納をかける場合は、それが正式な婚約となります。今では結納の一式は簡素な形式のものも多くなり、婚約指輪と金子包(結納金)を中心にして、両家が食事をいただきながら結納を交わし、和やかに執り行うのを好まれるようです。

結納は本来、女性側の自宅へ男性側の仲人が持参していました。現在では、結納式もそのあとの食事もホテルの和洋レストランの個室ですべて行うことが多くなりました。

このときの食事にかかる費用は、女性側が持つことになっていますが、男女折半でというケースもあり、お互いに話し合って決めることも可能です。

 

 

 結納品は九品目・七品目・五品目と、今では簡素になっていてデパートなどで「結納品セット」として一式を販売しています。その中でよく使われる品目の名称はこちらになります。

■御帯料(帯料=おびりょう)男性側から納める結納金のこと

■御袴料(袴料=はかまりょう)女性側から結納金の1〜3割相当を男性側へ返礼するもの(スーツや腕時計、男性の希望する品など)

これらはいずれも目録にしてお互いに交換し、それぞれに受書(うけしょ)を渡し合います。婚約指輪はこの結納品の中に加えて、男性側から女性側へ贈るのが一般的です。これも、すべて両家の話し合いで決めていくのがいいでしょう。大切なのは結納品の量や金額ではなく、お互いの心の通った儀式にすることです。

なお、この結納式の際には結婚式の日程やその内容などを、大まかに本人同士、ご両家の皆さんで話し合っておきます。

 

 

思い出に残る結婚式をしましょう


 

お二人の新しい人生の始まりを、これまで支えてくださったご家族や親しいご友人、職場の方々へ感謝の気持ちを込めて共に祝います。

最近は、少人数でも美味しい料理や音楽の生演奏、思い出のシーンを映像化したりと、さまざまなアイデアを出し合って自分たちだけのオリジナルウェディングを企画するのが人気です。

ハウスウェディングやホテル、レストランでの挙式や披露宴は挙式の3〜6カ月前までに予約を入れておきます。有名店や人気の式場はゆとりをもって1年前から予約をした方がいいかもしれません。

 

結婚式や披露宴は、お二人のご家族やその周囲の方々をつないで、たくさんの方々との新しいご縁が生まれる場所にもなります。私たちはいつでも助けたり助けられたりしながら、苦しいことや悲しいことを乗り越えていくように、そんな人々のあたたかい輪の中で生きています。お二人にとってもそのように願いながら、幸せなご結婚を皆さんと共に心に残る素敵なものにしてください。